お住まいになりたい施設のタイプが決まったらその中で次の優先順位が高い条件を考えます。

すべての条件をクリアできる施設と巡り合えることは難しいですが気になる施設を絞ったら次は施設の見学にお連れします。条件に合うかの情報だけでなく実際に見ることで印象が変化することもありますし、ご自身がお暮しになるイメージがわいてきます。

見学に行って入居希望の施設を決めたらお申し込みをします。入居申請書類の書式は施設によって異なりますが、入居希望者ご本人の情報と、この時点で身元保証人や緊急連絡先の事を尋ねられる場合が多いです。最悪の場合身元保証人の当てがないとお申し込みを受け付けてもらえないケースもあります

お申し込みを済ませたらご入居に向けて動き出します。自立型と介護型で変わってきますので必ずではありませんが、いろいろな書類を提出したり、施設の相談員と面談をしたりします。

そこで施設の提供するサービスと入居希望者の生活状況が合っているのか、金銭的に問題はないか等を判断されます。

入居審査が通ったらいよいよです。施設との契約を取り交わして、いつからお部屋をお借りするのか、いつ転居するのか等を決めます。そして転居前の動きとしてはお引越し業者の手配や施設への事前の振り込み、ライフラインの確保など行うことは山積みです。

お部屋の片づけは勿論ですが時間を取られるのが各種届出作業です。役所では転居届を行い医療保険や介護保険の手続きが必要になります。また、郵便物が新しいお部屋に届くよう転送届も行う必要があります。